2015/03/14

Museo Nazionale del Bargello / バルジェッロ国立博物館

お昼ご飯の後は、バルジェロ美術館を訪問。ここの建物は13世紀半ばに建てられた行政長官の館で、その後司法長官(バルジェッロ)の役所兼邸宅になったとか。

飾りでいっぱいの階段を上ると、大きな広間に彫像が展示されていた。ロープで囲まれたものもあるが、それも言い訳程度で、ほとんどは触れる寸前まで近づいて鑑賞できる展示だった。



ライオンはフィレンチェのシンボル。台座に座るはピエトラフォルテのライオン。ドナテッロ作。ピエトラは石、フォルテは強いで、フィレンツェ特産の砂岩。

ミケランジェロやダ・ヴィンチにも影響を与えたというドナテッロ作の「ダビデ像」。世界中の美術館にレプリカがあるが、これがオリジナルとか。

こちらはダ・ヴィンチの師匠であるヴェロッキオ作の「ダビデ像」。若き日のダ・ヴィンチがモデルになっているとTVで言っていたのを現地で確認。若き日のダ・ヴィンチはイケメンだった模様。

人も少なく、ゆったりと見学できて最高な博物館。休憩用にこんな立派な椅子もあった。

Pulia

お昼ご飯は、コルソ通りで見つけたちょっとおしゃれなBar Pulia。おいしそうなピッツァが表のショウケースに出ていたので、かっこいいイタリア人兄さんに「中で食べられる?」と聞いたら、どうぞこちらにとテーブルに案内された。

注文したのはサラダ、ピッツァ、コロッケとミネラルウォーター2本。サラダの葉っぱは日本のサラダよりも葉っぱ感全開。日本的な感覚からは、サラダの値段が高くてピッツァが激安。どれも美味しかった。大きさが分かりにくいけど、これで二人お腹いっぱい。



しばらくすると、イタリア人のカップルがやってきて、女性だけがカウンターでフルーツジュースを注文し、飲み終わるとすぐに出て行った。他のBarもそうだったけど、椅子にも座らず、飲み物だけを注文して出るなり飲んでそのまま出て行く人が結構いる。続いて、イタリア人の女性二人連れがやってきて、ワインを飲み始めた。ちなみに土曜日のお昼なので、日本でもありそうな光景かも。

「イル・コント・ペル・ファボーレ」で出てきたレシート。ミネラルウォーターはガスなし、ガスありともに1ユーロ。昨日の店がいかに高かったということか!

店から出て娘が一言「カウンターにいた若い方のお兄さん、1分おきにこっちを見て、ウィンクしてきた」と。イタリア男のマメさ、恐るべし。

Galleria dell'Accademia / アカデミア美術館

旅行シーズンには長い列ができるというアカデミア美術館に到着。30人程の列の先頭まで行って見ると、予約者、フィレンツェ・カードの入り口と一般用の入り口に分かれていた。予約していないので一般用の列に並んだが、15分待ちで入館できた。


入館して少し進むと、メインホール的なところに人だかりができていた。お目当てのダビデ像がどーんと立っていて、ダビデ像の周りをぐるぐるしながら、写真を撮りまくる人たちがいっぱいいた。



ダヴィデ像を堪能してから美術館を一回り。Luigi Pampaloni作「マグダラのマリア」は色っぽかった。

宗教画もありました。

Basilica di San Lorenzo / サン・ロレンツォ教会

メディチ家礼拝堂からサン・ロレンツォ教会に。この教会のファサードは未完成で煉瓦積みのままになっている。後ろに見えるのはメディチ家礼拝堂。

教会のチケット売り場に行くと、教会はまだ空いていないとのこと。「教会の続きに立っているラウレンツィアーナ図書館は空いているから、そのチケットも買うか?」と聞かれたので両方のチケットを買った。

図書館はファサードの横から入って、回廊を進んだ先。

図書館の入り口で「真ん中はダメ」のようなことを言われて、何のことか分からなかったが、この階段の真ん中は登るなということらしい。ミケランジェロが設計したという階段を横から登って図書館に入った。
図書館と宝物館は撮影禁止だったので写真は撮らなかった(欧米人の観光客は結構撮っていたけど)。宝物館は説明を読んでも分からないので、ほとんどスルーしたが、江戸か室町の日本の武士が異様にでかい局部を晒した絵巻物があって、イタリアのおばさんたちが喜んでいた。

図書館と宝物館を一通り見学して、サン・ロレンツォ教会に。白と明るいグレーが基調の清楚な教会だった。レンガ造りの外見とは大違い。




Cappelle Medicee / メディチ家礼拝堂

3日目は午前中しか空いていないメディチ家礼拝堂からスタートした。



メディチ家とは言え、ひとつの家の礼拝堂で教会じゃないのだからたいしたことはないだろうと思って入ったら、大間違い。さすがフィレンツェの君主のための礼拝堂。個人的には悪趣味なぐらいの豪華さだった。後で分かったが、サン・ロレンツォ聖堂の一部というところからして、教会そのものだった。

君主の礼拝堂。外から見える大きなドームの中はびっくりするぐらい広くて、天井画の青の鮮やかさが目にしみた。なんとなくミケランジェロ風だが、ミケランジェロはこの礼拝堂の完成を待たずにフィレンツェを離れたらしいので、弟子たちの作品だろうか。












続いて、新聖具室。ここはミケランジェロの設計で、同じくミケランジェロが彫った「夜」と「昼」がある。

同じくミケランジェロ作の「夕暮」と「曙」。

これもミケランジェロ作「聖母子像」。フィレンツェ、ローマを旅すると、ミケランジェロ本人が本当にこんなにたくさんの作品を作ったのだろうか?と疑問に思うぐらい、どこに行ってもミケランジェロだらけだった。

こんな不思議な彫刻もあった。一体これは何?
首のない胴体から芋虫のようなものが顔を出している。

Grand Hotel Minerva / グランド・ホテル・ミネルヴァ

イタリアの街に慣れ、イタリアの食事にも慣れた、フィレンツェ3日目の朝。
品数はロンドンよりも少ないが、明るく、おしゃれなラウンジで朝食をいただく。毎回、日本人も1組ぐらいいたが、ほとんどは欧米の旅行客だった。

ロンドン以来、娘は毎朝紅茶。のんびりのひととき。

 ロビーもとてもおしゃれ。

3階のエレベータホール。ガラスのテーブルの上からずっといい香りがしている。

308号室はフロアの一番はしっこ。写真では分かりにくいが、このドアは鉄製で表面にドアのプリント。