2022/05/04

与那国の砂浜

 3年前だったか、おもろのユンタクで虫取りに来ていたおじさんからもらったアドバイス。
「仕事やめた後にも離島旅行をするときの言い訳は、離島のビーチの砂を集めるってのがいいですよ。」って。

今回の旅行に合わせて、砂コレクションのためのガラス瓶を準備した。
梅雨空の今日、青い与那国の楽しみはなさそうないので、雨のやみ前を縫って与那国のビーチの砂を集めることに決定。






ナンタ浜、ナーマ浜のような優しいビーチは良かったんだけど、小雨が降る中を六畳のビーチまで降りるのはしびれた。
赤土が雨に濡れてスニーカーの靴底がツルツル滑るし、岩場の昇り降りでバランスが取れないことが何度か。フラフラっとして、「コケたら血まみれになるな。」という恐怖と戦いなが崖を降りる。
何とか砂浜まで降りて砂をゲットしたけど、年なんだなぁとつくづく思った。
もう六畳に降りるのはやめよう。

上から撮った小雨の六畳ビーチ。iPhoneで撮ると美しさが際立つ。

集めた砂の一覧。黒いのは小笠原の海底火山爆発から漂着した軽石。小さいものは2〜3mm、大きいものは2〜3cmというところ(瓶に採取したのは2〜3mmのもの)。
同じ与那国の砂だけど、ビーチによって色や粒の大きさ違っていて面白い。


わかなそば

昼ごはんを食べようと久部良の海人食堂に行くと、店の玄関には「当面はランチ中止します」の張り紙。
代わりにと行った漁協食堂には「臨時休業」の札が下がってる。じゃあ、弁当でもいいからと行った大朝商店も閉まっている。

昼飯難民になるかもと心配しながらも、租納に戻るのも癪なので、比川までバイクを走らせた。いつもは大好きな南牧場は曇り空、ただ通り過ぎるのみ。

わかなそばに到着すると、「えっ、ここも閉まっている?」と思わせるような外観にどっきり。

いや、開いてました。
定番の「わかなそば並」を注文。
豚骨スープと豚の角煮が麺に絡まって、美味しかった!


ナンタ浜

朝ご飯を食べてから後は雨。
ホンダにレンタバイクを借りに行ったら、おっちゃんに「本当にバイク借りるの?」って聞かれた。
「まあ、雨が止むこともあるでしょうから。」って借りたけど、雨が止む気配はない。

女将さんにコーヒー頼んで読書してたら、蒸しパンもらった(嬉



お昼前に雨が上がったので、昼ごはんの調達を兼ねてバイクで出発。
最初に向かったのは、ナンタ浜。
海岸線に並行な黒い帯は軽石。いつかの小笠原の海底火山から与那国に届いたもの。
この後立ち寄ったどこの砂浜にも軽石が堆積していた。





与那国ラン

雨が降るから、ジョギングは無理だろうなぁと諦めていた与那国2日目。
朝起きると雨は降っていない。ということで、6時半過ぎにあわてて出発。
昨年も走ったので、コースはなんとなく分かっている田原川を上流に登って、途中で折り返す5km。
アップダウンの少ないコースを選んでいるけど、1箇所だけ一気に登るところがあって、まあまあキツイ(2km〜3kmの折り返し箇所)。

かふうまで帰ってくると汗がポタポタ。やはり、広島で走るよりも暑い。
看板が「おもろ」から「かふう」に変わった玄関。間取りは変わらないけれど、中身も新しい女将さんの香りに少しずつ変わっている。