2015/03/12

Centro Storico / 歴史地区散策

夕食まで時間があるので、フィレンツェを知るために歴史地区を散策することにした。
まず最初は、フィレンツェの顔であるドゥオーモ(Wikipediaによると、その街で一番大きな教会堂はどこでもドゥオーモと呼ぶらしい)、正しくは、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に。
近づくにつれ、通りのスキマから見える大きな教会にワクワクしてくる。ドゥオーモの広場に出るとその大きな姿がどどーんと現れる。


外を一回りした後で、チケット・オフィスでドゥオーモのクーポラ、ジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニの洗礼堂の共通入場券を買い、閉館時間が近づいているドゥオーモに慌てて入ったが、教会に入るのは無料だった。
ドゥオーモの中は予想どおりとても広かったが、ドームのフレスコ画以外の装飾は至ってシンプルだった。閉館時間が近づいているということで、警備のお兄さんたちが、列を作って後ろからあおってきた。



ドゥオーモから出て、適当に歩いてたどり着いたのはレプッブリカ広場。メリーゴーランドの横では、おじさんたちが音楽を演奏していた。


続いて、フィレンツェを代表するシニョーリア広場とヴェッキオ宮。この辺りまで歩いてくると、絵本の中を歩いているような不思議な気がしてくる。



シニョーリア広場からウフィッツ美術館の横を抜けて、アルノ川河畔に至る。写真はヴァザーリの回廊と呼ばれるウフィッツ美術館からピッティ宮殿まで続くメディチ家専用の通路の橋脚。

回廊の下からヴェッキオ橋が見えた。フィレンツェの観光名所ではあるが、お世辞にもカッコいいとは思えない。

ヴェッキオ橋から見えるドゥオーモ。フィレンツェでは、どこに行ってもドゥオーモが見える。見えると嬉しくなって、ついつい写真を撮ってしまう。

散歩して、ピッツァのファスト・フードで夕食を取ってホテルに帰ると19時。サンタ・マリア・ノヴェッラ教会もホテルもきれいにライトアップされていた。泊まっているのは4階(イタリア流には3階)の一番教会側の部屋。3階、5階に比べて天井が高いのがよく分かる。


Firenze Card / フィレンツェ・カード

ホテルで一息付いてから、駅前のインフォメーションにフィレンツェ・カードを買いに行った。フィレンツェ・カードは、3日間の美術館、博物館や教会の入場が無料、しかも予約不要のファスト・パス付きで、3日間バスも乗り放題となる便利なカード。ただ、72ユーロと少し高い。
インフォメーションで「フィレンツェ・カード大人2枚ください」と言うと、カウンター内のおばちゃんが、イタリア語訛りの英語でわぁっとしゃべる。どうやら「オフシーズンなので、カードを買う意味はない。カードは買うな。」と言っているらしい。ただ「ウフィッツ美術館は予約してから行くこと。」と補足してくれた。
更に、フィレンツェの観光地図を広げ、この順番で歩けば主要な観光地を簡単に回ることができると、おすすめ観光ルートまで教えてくれた。ここのおばちゃんも空港のおばちゃんと同じく、関西のノリだった。

カウンターでは売ってくれなかったフィレンツェ・カードだけれど、ネットで予約した人には渡していたらしく、少数ではあったがカードを持った人もいた。
結果は、3日間で72ユーロの元を取るほどは回られず、ファスト・パスが役立つほどの待ち行列はなく、コンパクトな街でバスにも乗らなかったので、おばちゃんのアドバイスは大正解だった。

Checkin Grand Hotel Minerva / チェックイン グランド・ホテル・ミネルヴァ

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅のバス停で空港バスから降りてホテルを目指して歩く。Google Mapで十分シミュレーションしたつもりだったが、気がつくと逆向きに歩き始めていた。
もう一度、もと来た道を戻って駅前の横断歩道を渡り、サンタ・マリア・ノヴェラ教会の脇を抜けると、そこはもうサンタ・マリア・ノヴェッラ公園。グランド・ホテル・ミネルヴァが公園の向こうに見えた。石畳の道でスーツケースがゴツゴツしたけど、距離が近いのでたいしたことはなかった。なぜか、ホテルの横には救急車が並んでいた。

ホテルまでの道には自撮り棒を売る浅黒い人が何人も(娘が調べたところでは、バングラディッシュ人が多いとか)いる。それに加えて日本語で「ジャパニーズ?ドラッグ、ハンタイ、ショメイ」と話しかけてくる怪しい若者もいて(こちらは、署名サギとの口コミがネットに)、これは気を付けないとヤバイともう一度気を引き締める。

ホテルに入ったら「ボンジョルノ!」と言うつもりだったけど、出てきたのは「ハロー!」。いきなりイタリア語に切り替えるのは難しい。語彙もほとんどないし...
日本語が分かる人はいなかったが、チェックインはロンドンよりもスムーズだった。英語に少し慣れたのと、英語が母国語でない人がしゃべる英語の方が分かりやすいということだろう。
ホテルはコンパクトで、女の子が喜びそうなおしゃれなインテリアがいっぱいで、いい香りがしていた。

部屋の中もおしゃれな感じ。インターネットでは眺望指定なしの安い部屋を予約していたが、公園ビューのいい部屋にアップグレードされていた。ありがとう!
写真では分からないけど、この部屋の天井は普通の部屋の1.5倍くらいあって、開放感いっぱいだった。

部屋から見たサンタ・マリア・ノヴェッラ公園。公園の真ん中にはオベリスクがあって、向いのホテルの屋上越しにドゥオーモも見えた。

部屋は308号室。コーヒーとお茶、ポットがあるが、ロンドンではあったクッキーはない。Wi-Fiは無料だったけど、電波が弱くてプチプチ切れた。まあ、ロンドンのWi-Fiもダメダメだったし、ヨーロッパのホテルのWi-Fiはこんなものなんだろうと諦める。







Firenze Airport / フィレンツェ空港


予定通りの時間にフィレンツェ・ペレトーラ空港に到着した。
飛行機から降りたらバスで近くの到着ゲートに運ばれた。到着ゲートのすぐ先に入国審査があり、30人ほどが並んだNOT EUの列の後ろについた。イタリアの入国審査はテキトーなんだろうと思っていたが、それぞれの人たちにそれなりの時間がかかっているようだった。入国審査の順番が回って来て娘とふたりでカウンターに進むと、日本人だからだろうかか、パスポートを見るだけで何も聞かれず通り過ぎた。
この後、ターンテーブルに出てきた荷物を受け取り、税関を通ると到着ロビーに出た。

「さあ、ここからは置き引きとスリの国イタリア、注意しなきゃ!」と娘と話しながら到着ロビーに出たが、そもそも人が少なく、あぶなそうな雰囲気はゼロだった。

フィレンツェ・カードを買いたいので、空港のインフォメーションを探して歩く。インフォメーションに行くと、同じ飛行機で到着した女の人がミケランジェロ広場へのバスの乗り方を聞いていた。
女の人が出て行ってから、フィレンツェ・カードが買いたいと言うと、「ここは受け取りのみなので、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅前にあるインフォメーションに行ってください」と。その後「どこの国から来たの?」と聞いてくれて、日本語の観光ガイドや資料をいっぱい出してくれた。「イタリアのおばちゃんは関西のおばちゃんみたいにようしゃべるけど、親切やなぁ」と関西弁で思ってしまった。
この後、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅まで行くための空港バスの乗り場も親切に教えてくれた。

London(LCY) to Florence(FLR), BA3279

ロンドン〜フィレンツェはBritish AirwaysのBA3279便。Embraer 170という小さなジェット機に歩いて乗り込んだ。


座席は両側に2席が2列に続く大型バスのような機体。CAは女の人と男の人がひとりずつ。女性CAは最初British Airwaysのかっこいい帽子をかぶっていたのに、すぐに取ってしまった。せっかくかっこよかったのに残念。

出発してしばらくすると、陸地から離れて海に出た。

海に出たころに配られた機内食。朝飯を抜いていたので、少し早いお昼ご飯がちょうどよかった。メインはマヨネーズで和えたチキンとパスタ。塩クッキーがパン代わり。水菜のような葉っぱはもろ葉っぱだったが、簡単な割には美味しくて気に入った。

ドーバー海峡を越えてフランスに入る。

出発1時間と少し、映画も音楽もないので退屈していると、フランス、イタリア、スイス国境が交わる辺り(と思う)のアルプスが眼下に広がってきた。さすがに本家アルプスは日本アルプスに比べて大きい、アルプスを見ることができてラッキー!


さらに飛ぶこと40分、右手に地中海を見た後、フィレンツェに着陸態勢に入って陸地が近付いた。娘が「ドゥオーモが見えるよ」と言うので、右奥をよーく見ると、何と、ドゥオーモが見えた。いよいよフィレンツェ到着!フィレンツェもいい天気だ!

上の写真の左を拡大した写真。アルノ川の左にドゥオーモ、ジョットの鐘楼とメディチ家礼拝堂のドームが見えた。

海外で海外の航空会社の飛行機に乗るということに少し不安があったけど、無事に到着して一安心。

London City Airport / ロンドン・シティ空港

ロンドン・シティ空港にはチェックインの30分以上前に到着した。ヨーロッパ中距離路線が中心の小さな空港だけど、ロビーの女性ポリスはサブマシンガンを抱えていた。さすがイギリス。
荷物を預け入れる人が少ないのか、チェクインカウンターはどこもガラガラ。チェックイン時間にはまだ30分あるので、ベンチに座って暇つぶし。同じ便を待つ日本人のカップルも一組いた。

出発2時間前の9:15になってから、バッグ・ドロップで荷物を預けた。チケットは、前日オンラインチェックインしてからiPhoneに落としたPass Book。便利になったものだ。
British Airwaysのお姉さんに「よい旅を!」と見送られて2階のセキュリティに進んだ。

セキュリティは思ったほど厳しくなく、待ち時間も合わせて約15分で出国が完了。出国審査はなく、出国スタンプもないままだった。
出国後、ボードで出発便のゲートを確認するが、ゲートが決まっているのは出発前30分を切った便のみ。それ以外は"WAIT IN LOUNGE"がずらっと並んでいた。

朝早く、朝食を食べずに出たので、空港の(無料の)ラウンジでランカスター・ロンドンでお茶菓子に置いてあったクッキーを食べた。これが意外と美味しくてよかった。
空港には写真のクラスのジェット機が入れ替わり立ち代り到着、出発していた。

待つこと1時間と少し、やっと出発ゲートの表示が出る。
11:15 / FLORENCE / BA3279 / GATE 4 / BORDING、さあフィレンツェへ出発!

出発ゲートの先は本当に小さな待合室で、ほとんどの人は立って待って待っていた。British Airwaysの上級会員には特別に「普通の」イスが準備されていて笑った。
登場者のチェックは係りのお兄さんがノートにメモるだけで、電子的な機器もなかった。

Lancaster Gate to London City Airport / ランカスター・ゲート〜ロンドン・シティ空港

今日はロンドンからフィレンツェに移動する日。国際線は3時間前に空港に到着すべしという基本に従って、7時半過ぎにホテルをチェックアウト。

Transport for Londonで検索すると、Lancaster GateからLondon City Airportまで行くにはCentral LineでBankを経由してDLRでLondon City Airportに移動する結果が出る。しかし、Lancaster GateとBankの両方の駅に階段があって、大きなスーツケースにはしんどそう。階段移動がないルートをいろいろ調べた結果、ホテルからBond StreetまではBlack  Cabで移動し、Bond StreetからJubilee LineでCanning Townまで行き、Canning TownからLondon City AirportまでをDLRにすることに決めた。

まずは、ホテルからBond StrretまでをBlack Cabに乗った、ロンドン滞在中にBlack Cabには3回乗ったけど、なかなか使いやすい乗り物だった。

Bond StreetからCanning TownまでのTubeは朝の通勤ラッシュと重なって、ずっと満員状態。東京よりは空いているけど、大阪の地下鉄よりも混んだ電車にスーツケースを持って乗り込むのは大変だった。通勤途中の女の人がスーツケースの上に自分のバッグを乗っけてから、「大変ね」って顔をしてニコッと笑ったのが印象的だった。
Canning Townに着く前からTubeはガラガラになり、Canning Townで乗り継いだDLRもガラガラだった。結局、ホテルを出てから1時間かからず、無事にLondon City Airportに到着した。
写真は空港に到着する前に見えたロープウェイ、エミレーツ・エア・ライン。