2017/04/30

日本で最後の夕日

おもろに着くと夕食の真っ最中。みんなと一緒にご飯を食べるとすぐ、夕日を見るために西崎に出発。
Tシャツ一枚でバイクを走らせるとちょっと寒い。与那国で寒いと感じるのは初めての体験。なんとか夕日の時間に久部良漁港に到着。防波堤越しに西崎に沈む夕日が見えた。


ナーマ浜から見た西崎に沈む夕日


西崎まで行くと10名弱の人が夕日を見にきている。
「きれいな夕日にならないね。昨日はもっときれいだったのに」とか言いながら、だんだんと人が帰って行く。
しばらく待ったが、夕日は雲の中に隠れて、恒例のイマイチな終わり方。でも、夕日に照らされた上空はとてもきれいだった。


おもろに戻ると何人かが食堂でゆんたく中。女将さんに「夕日きれいだった?」と聞かれて、「全然ダメ」と言いたいところを「まあまあ、いやそれなりにきれいだった」と答えて、空の写真を見せる。女将さんからは「ほんときれい、この写真応募したらいいよ。コーラルウェイとかに」とお世辞をいただく。
この後、与那国の朝日はとてもきれいという話しになって、なんとなく、明日の朝は朝日を見に行くことに決まった。

ISG〜OGN / RAC745

広島から沖縄を経由して石垣まで1,345マイル。この後、石垣から与那国はわずか80マイル。最後の80マイルを飛ぶRAC745を待つ。


RAC745は予定通り、17:35に石垣空港を出発。


飛行機は石垣島の南部を回り込み、黒島、西表島の上空を通って与那国に向かう。天気が良くて、八重山の島々が綺麗に見えた。



離陸後20分と少しで左の窓から与那国島の東崎が見えてきた。どなん(渡難)ブルーの海に囲まれた美しい島。


 飛行機は高度を下げて島の北側海上を進む。断崖の下に見える砂浜は六畳ビーチ、鉄塔の立つ山は宇良部岳。故郷のように懐かしい。


 祖納の街並みと手前は浦野墓地


 ナンタ浜とティンダハナタ


18時過ぎに与那国空港に到着。心配した天気は最高。
後で聞いた話によると、この日のお昼には台湾が少し見えたらしい。


空港には与那国ホンダのお迎え。おじさんに「今年も来たね」と言われる。これまでの「前も来たよね?」という疑問形から肯定形に進化(笑)
与那国ホンダに着いたら、すぐ隣の民宿おもろに荷物を入れてバイクを借りる。今日は夕日を見に行かなければ。

HIJ〜OKA〜ISG / ANA1861, ANA1775

GW恒例となりつつある与那国、石垣旅行。広島駅のリムジンバス乗り場に予定より1便早く到着すると、乗客はわずか5、6人。「やっぱりビジネス客がいないと少ないなぁ。」と思っていたら、出発間際にハングルの団体がやって来て、バスの中はハングルでいっぱいになった。
バスが走り出すとすぐに、バスの中を吹き抜ける風が。「えっ?」と思って横を見るとコリアの二人連れがバスの窓を開けている。リムジンバスの窓を開ける人を初めて見た。「えっ?」って顔で二度見したら閉めてくれたけど、このあたりが国民性の違いか。

広島空港のANAラウンジはガラガラ。こちらもビジネス客向けということ。この後、ANA1861に乗って那覇に出発。


那覇空港に到着後、ANAラウンジに向かうが、相変わらず激混み。こちらはビジネス客が家族同伴で人数2倍ということか。人の多さにビール1杯だけ飲んで退散。石垣行のANA1775は10分遅れで出発することに。


搭乗後、うとうとして目を開けると宮古島上空。平久保崎が見えるとすぐに新石垣空港に到着。



石垣空港は快晴。天気は下り坂と聞いているが、与那国はどうだろう?