2015/03/17

Ristorante Al Duello

夕食は日本を出る前にチェックしていたAl Duelloをネットで予約した。19時からの予約をして5分前に店に着いたらまだ空いていなかった。アメリカ人(と思われる)カップルもやってきてたが、同じく空いてないので引き返して行った。

5分ほど少し暇つぶししてから、無事に入店。予約席に名前を書いた紙が置いてあった。
店内はおしゃれで予想以上に雰囲気のいいレストラン。この後、さっきのアメリカ人カップルもやってきた。

まずは飲み物を注文。相変わらずビールとミネラルウォーター。

料理が出て来る前にバゲットを出してくれた。細長いスティックは塩味が効いて美味しかった。

注文したメニューは、鯛のオレンジソースなんとかとカルボナーラ。二人でシェアするようお願いしたら、最初から二つのお皿に盛り分けて出してくれた。
最初は鯛にかかった甘酸っぱいソースに違和感があったが、食べるうちに美味しさが分かってきた。でも、醤油とわさびで食べた方が美味いと思う(笑)
カルボナーラは安定の美味しさ。パスタの茹で具合が最高だった。


メインはフィレステーキとスズキのムニエル焼きなす添え(?)。
ステーキは幅より高さの高い見慣れない形だったけど安定の美味しさ。しかも、日本に比べると相当安い。上に乗っている昆布の千切りのようなものは、なにものか分からなかった。


どの料理も食べ始めてしばらくすると、かっこいい係りのお兄さんが「料理はどう?美味しい?」って聞きにきてくれた。
気がつくと、団体旅行と思われる日本人家族2組の団体や日本人カップルがやってきて、周りが日本語でいっぱいの微妙な雰囲気になってきた。

最後にカフェ・アメリカーノを飲み終わると入店から約2時間。知らないうちにイタリア人の食事時間に近づいている(笑)

以上で78ユーロ。この店もおすすめ。ここまで、イタリアの食にハズレなし。

Vicolo / 路地

最初にタクシーで来たとき、あまりの狭さとうす暗さにびっくりしたホテル周辺の道路にも随分慣れてきた。石畳の路地をレストランに向かう。



イタリアの首都ローマの、そのど真ん中にこんなに古い街並みが残っていて、そこにはそのまま現代の暮らしがある。不思議な街ローマ。

Via Agostino Depretis / デプレティス通り

サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂からスペイン階段まで、デプレティス通りを真っ直ぐ進んでクイリナーレの丘から下る道。ずーっと先にスペイン階段のオベリスクが見える。

石畳で、片側はバイクや車がずらっと駐車されたローマらしい景色。

Sma Superstore

サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂からローマ中心部に向かって歩き始めたらスーパーマーケットを発見。ひやかし半分で入ってみた。
階段を降りて最初にあった魚売り場には、美味しそうな魚がたくさんあった。

このスーパーでは、お土産用にリゾットの元やチョコクッキーを買った。
ローマの旧市街にはあまり大きなスーパーがないらしい。

Santa Maria Maggiore / サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂

サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂はローマの4大聖堂のひとつで、敷地はヴァチカン市国に属しているとのこと。

外から見ても大きい教会だが、中に入るとその荘厳さに身が引き締まる気がした。

主祭壇には立派な天蓋が。祭壇の下にはキリストが誕生の時に眠ったかいば桶の木片が収められているらしい。




システィーナ礼拝堂はひときは豪華だった。

ここの天井画もきらびやかで素晴らしい。


教会正面のステンドグラス。

懺悔室がならんでいた。ランプが付いているもは使用中だったのだろう。

Piazza Venezia to Santa Maria Maggiore, ATAC 70

次の見学先サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂は少し遠い。路線バスで行くことにしてGoole Mapで調べたら、ヴェネツィア広場のバス停から70番のバスに乗ればいいことが分かった。

バス停で待っていると「L70」と表示したバスが来たので、「サンタ・マリア・マッジョーレ?」と運転手に聞いたら違うと言われた。しばらく待つと「70」のバスが来たので同じく「サンタ・マリア・マッジョーレ?」と聞いたら「ジー」。ローマ・パスを見せたら、乗るように合図してくれたので運転席の横から乗り込んだ。

ローマの混んだバスにはスリがいるという悪い噂を聞いているので、しばらくは周りをキョロキョロ、でもスリらしい人はいなかった。
バスに乗って10分ばかりでサンタ・マリア・マジョーレと思われる教会が見えたので、バス停に停まったタイミングで降りたら、ひとつ前だった。まあ、誤差範囲。

ということで、普段は見学する機会の少ないサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の裏側を見学。

市庁舎下の遺跡群

モヤさまのローマロケでサマーズの二人がコイン乗せをやった遺跡の梁。挑戦して見たがかすりもしなかった。娘の投げたコインはカチンと当たって下に落ちた。


Caffè Capitolino / カピトリーニ美術館 カフェテリア

昼食はパノラマテラス横のカフェに入った。先に入っていた日本人夫婦が注文の仕方が分からずうろついていた。なんとかなるだろうと、意を決して(大げさか)レジに並んだら、予想通りレジでお金を払ってから、品物を受け取るシステムだった。飲み物はレシートを持ってカウンターに行く。よく考えたら、スタバやタリーズと同じじゃんか。

注文したのは、フルーツ盛り合わせ、ツナのパニーニとカフェ・アメリカーノ。パニーニを注文したときに「ひとつでいいの?」と聞かれて「ひとつ」と答えたら、奥に入ってふたつに切ってから出してくれた。イタリアのおばちゃんはとても優しい。ヴァチカンよりもずいぶん安いたったの11ユーロだったが、フルーツもパニーニもコーヒーも美味かった。


途中、カフェに鳩が入ってきた。のんびりした所だこと。


Musei Capitolini - Palazzo Nuovo / カピトリーニ美術館 新宮

地下通路を通って反対側の新宮に移動。こちら側は、彫刻が中心の美術館。
まず最初は「マルフォーリオ」。この像は「物言う像」と呼ばれ、その昔、法王庁に対する庶民の告発文が貼られたのだとか。

なぜか「サル」。

「諸皇帝の間」と「哲学者の間」


「カピトリーのヴィーナス」はスタイルはいいけど、顔がおっさんみたい。

 「ケンタウロス」が2体。


「瀕死のガリア人」は紀元前3世紀頃のブロンズ像をローマ時代にコピーしたもの。

Musei Capitolini - Pinacoteca Capitolina / カピトリーニ美術館 カピトリーナ絵画館

カピトリーナ絵画館には16〜18世紀の絵画が展示されている。フィレンツェでルネサンス絶頂期の絵画を沢山見たので、なんとなく物足りない(笑)

ちょっと順路を外れてパノラマテラスに出てみると、雨が上がったローマの街並みが広がっていた。マルケルス劇場と遠くに見えるパンテオン。


再び順路に戻って地下のタブラリウム(公文書館)を見学。後年には牢獄として使われたらしい。


通路を折れると古代ローマの遺跡群を見渡すことのできるテラスに出る。ここフォロ・ロマーノは、明日見学する予定。




Musei Capitolini - Conservatori / カピトリーニ美術館 コンセルヴァトーリ宮博物館

カンピドーリオ広場からカピトリーニ美術館(コンセルヴァトーリ宮博物館)に入る。ローマ・パスの1館目で、無料。
入り口右にはベルニーニと弟子による「ウルバヌス8世の像」。

「トゲを抜く少年」とローマ建国の祖、狼に育てられた双子のロムルスとレムスが狼の乳を飲む「カピトリーノの雌狼」


ベルニーニの「メドゥーサ」。

巨大なコンスタンティヌスの前で記念写真。

「マルクス・アウレリウス帝の騎馬像」と「ヘラクレス像」。