2015/03/13

Ruffino

夕食はホテルの向かい、サンタ・マリア・ノヴェッラ公園の反対側の建物1階にあるRuffino(外に赤いテーブルが出ている店)に決めた。

英語メニューと格闘しながら注文したのは、ビール、ミネラルウォーター、ミネストローネ、カプレーゼ、トリッパ(フィレンツェ名物、内臓のトマト煮)とピッツァ。
カプレーゼのモッツァレラチーズは、日本で食べるよりもさっぱりしていて美味しかった。この後、イタリアで食べたモッツァレラチーズはどれも美味しかった。初めて食べたトリッパもさっぱりしてとても美味だった。
これで合計41ユーロ、お昼のBARが高かったことを改めて実感した。




店の壁に飾られていたこの美人、フォルナセッティというイタリア人デザイナーの作品らしい。

この日、ヴェッキオ宮の塔とドゥオーモのクーポラを登り、フィレンツェの街を歩き回ったおかげで、歩いた距離は20km、28,454歩。

(2年以上経ったある日、店の名前がTav. 24ではなくRuffinoであることを発見して修正。そもそもTav. 24って24番テーブルのことみたい 笑)

contina del gelato / ジェラート

1日よく歩いたので、ヴェッキオ橋の近くでフィレンツェ名物のジェラートを食べた。ガイドブックに載っているすごくおしゃれな店だった。



この後、日本で留守番の女性二人のため、バッグを捜しにヴェッキオ橋の先の専門店を回った。

Battistero di San Giovanni / サン・ジョヴァンニ洗礼堂

クーポラ登頂で疲れた後、すぐ隣のサン・ジョヴァンニ洗礼堂に行った。ここはミケランジェロが絶賛した「天国への門」で有名。外壁は修理工事のため、この門だけがオープになっていた。ただし、この門もレプリカで本物は博物館にある。しかし、その博物館に行ったら休館中で結局実物は見られなかった。

入り口には金属探知機のセキュリティがあって、「一体何があるの?」と不思議に思いながら入ってみたらびっくり。荘厳な雰囲気に無神論者ながら心が洗われる気がした。




椅子に座ってボーッとして、しっかり休むことができました。
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会といい、この洗礼堂といい、フィレンツェの奥深さを知らされた気がした。

Cupola / クーポラ

ヴェッキオ宮のタワーに登って4時間、足の疲れも回復したので、サンタ・マリア・デルフィオーレ大聖堂のクーポラに登ることに。クーポラ登頂専用の入り口でチケットを見せて登り始めた。

最初は普通の階段を上って、主祭壇真上のドームの部分まで到着した。「これが下から見たあの最後の審判か」と思うよりも早く登りたいという気持ちが勝って、先に、先に進む。

後ろから来る人に追われるように狭い階段をひたすら登った。膝がガクガクし始めるが、降りる人とのすれ違いで止まる以外に休むところもなく、ヘロヘロになる寸前でやっとクーポラの頂上に到着した。写真は降りる時に撮った、上から見た階段の写真。途中の階段はもっと狭いところがたくさんあった。

クーポラ頂上に登ると金の球体を置く台座の彫刻も手抜きがなかった。写真には写っていないけれど、ここの大理石は落書きでいっぱいだった。

クーポラ頂上から見たフィレンツェの街並み。すぐそこにジョットの鐘楼、遠くにはサンタ・マリア・ノッヴェラ教会とグランド・ホテル・ミネルヴァも見えた。

続いての写真は、サンタ・クローチェ教会方面とヴェッキオ宮方面。やはり、高さはこちらの方が大分高い。




Basilica di Santa Maria Novella / サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

お昼ごはんの後、ホテルに戻って一休みしてから、ホテル隣のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会を訪れることにした。

教会正面横の門をくぐると、中庭を囲む回廊に入る。観光客と客引きの行き交う賑やかな塀の外とは別世界のような静かな空間が広がっていた。

教会の中は豪華ではないが、清楚で厳かな雰囲気だった。


主祭壇奥のステンドグラス

主祭壇横の壁の宗教画は鮮明でとても美しい。立体的な絵はどこまでが絵なのか分からなかった。


歴史地区の中心にないためか、ガイドブックにもあまり詳しく書いてないが、フィレンツェの中でお薦めの教会。

BAR LA BORSA

ヴェッキオ宮を出て、シニョーリア広場の近くでお昼の店を探していると、通り沿いのBARで客引きをしている可愛いお姉さんと目が合った。少し話をしたら良さそうだったので、店に入ってパスタ2種とミネラルウォーターを頼んだ。


パスタは美味しく、店も店員もいい雰囲気だったが、お金を払うときになって、少しばかり高いことに気付いた。全部で 32.4ユーロはちと高い。ミネラルウォーターが4.8ユーロというのが一番ひどい。
ネットで調べたら「ボッタクリ」との書き込みがたくさん。「ボッタクリ」は言い過ぎだけど、2度は行かないなぁ。
気付けば、名前が「ぼるさ」か(笑)

Palazzo Vecchio / ヴェッキオ宮

ウッフィツィ美術館の次はシニョーリア広場に面して建つヴェッキオ宮。チケット売り場がどこにあるか分からず、うろうろ探してやっと見つけた。売り場では「ヴェッキオ宮だけでなく塔も行きますか?」と聞かれたので、あまり考えもせず「両方」と答えた。結果、これが正解だった。

ヴェッキオ宮に入って、最初に目につくのは中庭にある「イルカを抱くキューピッド」。

フィレンツェ共和国の政庁だったというヴェッキオ宮、今も市庁舎としても使われているらしいが、やたらと豪華な部屋が続く。床もかっこいい。


五百人広間と呼ばれるとても大きな部屋。両側の壁は大きな画で覆われている。ルネサンス時代の人は、壁も天井も絵で埋めることが生きがいだったのか...



ここの窓からもドゥオーモが見えて、ついつい写真を(笑)


地図の間では、探して探してやっと見つけたGIAPAN。形はめちゃくちゃだけど、中国との位置関係はまあまあ。

屋上部分に上がるとフィレンツェの街並みが一望できた。

さあ、次はあの塔を登る。

塔の四角い部分をぐるぐる回って登のてっぺんに登る。最後は梯子のようになっていて、係りの人が上り下りの整理を行っていた。
この塔はドゥオーモのクーポラよりは登りやすく、ドゥオーモの写真も撮れるのでオススメ。人も少なかった。



Galleria degli Uffizi / ウフィツィ美術館

インフォメーションで予約するよう言われたウフィツィ美術館は、予約しないまま開門時間の8:15に到着。50人ばかりの行列ができていたが、15分も待ったら入館できた。


朝早く入館したおかげで、人の少ない美術館。口コミでは写真は撮れないということだったが、どうやら写真撮影OKに変わったらしい。美術館の入り口と最初の第一廊下。


有名どころの絵画5点。貴重な作品は絵の上がガラスの板で覆われているが、足元には柵がなく間際まで寄れば微妙な筆使いまで確認することができる。名作を本当に間近で鑑賞できることに感激。
ひとつ目はボッティチェリの「ヴィーナス誕生」。

ボッティチェリの「春/プリマヴェーラ」

ヴェロッキオとレオナルド・ダ・ヴィンチによる「キリストの洗礼」。ヴェロッキオはダ・ヴィンチの師匠で、ドゥオーモのドーム(クーポラ)を完成させ、天頂部に金の円球と十字架を乗せた建築家でもある。この作品でダ・ヴィンチに左側の天使を描かせたが、その出来のあまりの素晴らしさに、ヴェロッキオはその後二度と絵筆を握らなかったという作品。

ヴェロッキオの工房で働いていた若き日のレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「受胎告知」。遠近法を使い、天使の羽は本当の鳥の羽のように力強い。天使が持つ白ユリにオシベが描かれたこともそれまでの宗教画になかったリアリティの追求だとか。

ミケランジェロの「聖家族」。不謹慎ながら、現代コミックのカラーページのような感じでとても印象深い。この後、フィレンツェ、ローマでミケランジェロの絵画、彫刻、建築と多数の作品に出会うことになる。

絵画や彫刻だけでなく、天井画も見飽きない。キリストの物語だったり、風景だったり、街の暮らしだったり。

よく見ると真ん中の絵は、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会とその周辺の建物。教会の隣の建物は、泊まっているGrand Hotel Ninervaに違いない。


廊下の窓からはアルノ川対岸の街並みが見える。景色までも芸術的。

コースの最後はカフェテリア。屋上からは隣のヴェッキオ宮がすぐそこに見える。下から見上げていた宮殿も、横から見るとまた違った印象だった。