2020/07/11

おもろ到着

与那国空港のロビーを出たら、人懐っこい顔で待っているはずのホンダのおっちゃんがいない!
電話をしたら、奥さんが出て来て「明日の便じゃなかったでしたっけ?」と。
「土曜日の最終便で着いて、日曜日の朝からバイク借ります」とメールしたので、確認が必要かなぁと思っていたら、その通りに。まあ、何年か前も忘れられてたから、半分は予想してましたけど。

ホンダの奥さんにお迎えに来てもらって、おもろに到着。
到着して最初にしたのは検温。与那国町からの指導で、到着時の体温と宿を出て3日後の体調を確認することになっているらしい。

宿泊客は仕事で来ているおにいちゃんと、観光客がもうひとり。
いつもなら、同じテーブルで向かい合わせでビールを飲みながらの夕食なんだけど、コロナ対策で別々のテーブルで、同じ方向に向いてのお食事。
コロナ禍の最中に来た不安や引目があるので、女将さんを入れての会話も盛り上がらず。
写真はいずれも少し手を付けた後に、「おっ、写真忘れた」と撮ったもの。みんな絵が汚い...



例年に比べると、ずいぶん寂しいおもろの食堂。食べ終わったときにはひとりだけ。


晩ご飯食べて、ビール3杯飲んでお腹いっぱいになったところで、ナンタ浜に夕陽を眺めに出発。
「マスクしないとダメよね?」と女将さんに聞くと「もちろんしなきゃダメ」と言われて、暑い暑い与那国で、マスクしたおっさんがひとりナンタ浜から夕陽を眺める。
冴えない夕陽の写真を撮ったのが20:13。おもろに帰る時には、さすがに暗くなっていた。



RAC7745 (ISG > OGN)

石垣〜与那国便は定刻より5分遅れの17:50出発の予定。


朝昼晩の1日3便が、お昼の便を欠航して運用されているにも関わらず、ロビーの観光客は例年以上に少ない。
ぼろっちいジェットよりも遥かに乗り心地のよい、ボンバルディアの搭乗率は5割未満。



石垣島から竹富島、小浜島、西表島と、いつもの景色を楽しんでいると、与那国までの25分はあっという間。




快晴の与那国空港に降り立つと、「暑っ!」と思わず声に出てしまう。


与那国にも観光客向けのリーフレットがあるけど、これを配る人はいなかった。
(これは、翌日お土産を買いに空港に寄ったときに見つけたもの)



ANA1861- ANA1771 (HIJ > OKA > ISG)

緊急事態宣言が解除され、コロナが治まった頃に決めた今年の八重山旅行。石垣には泊まらず、シーカヤックも諦めて、与那国だけの3泊4日に短縮したのだけれど、出発1、2週間前からコロナの感染拡大が報道される不安の中での出発となった。

広島駅からリムジンバスに乗って、少し早めの10時前に雨の広島空港に到着。
ガラガラのANAラウンジでビールを1杯だけ飲んだ後、飛行機は5分遅れの11:30に出発した。



飛行機は、予定機材の767から一回り小さい737に変更されてもまだ6割程度の搭乗率。
3人がけの窓側席に座っていると、ひとつ空けた隣の席に座ったのは黒人女性。沖縄や岩国で米軍のコロナ感染が報道されており、ちょっと心配に。
とは言え、乗ってしまったらしょうがないので、お昼のサンドイッチを食べて、ビールを飲んで一眠り。
「左手に奄美大島がご覧になれます」という機内アナウンス目が覚めた。雲は残っているけど、空は明るくなって来た。



那覇空港には定刻より少し早く到着。
石垣便出発まで1時間あるので、那覇のANAラウンジに入ってびっくり。ラウンジが広く快適に変わっている。

石垣便も搭乗率は5割程度。今度のひと席空けた隣は観光風の日本人女性だった。
宮古、多良間と、いつも通りの八重山の海を眺めながら1時間で快晴の石垣空港に到着。





石垣空港の出口では体温チェックを受けて、コロナ対策のチラシを渡された。