2015/03/14

Cappelle Medicee / メディチ家礼拝堂

3日目は午前中しか空いていないメディチ家礼拝堂からスタートした。



メディチ家とは言え、ひとつの家の礼拝堂で教会じゃないのだからたいしたことはないだろうと思って入ったら、大間違い。さすがフィレンツェの君主のための礼拝堂。個人的には悪趣味なぐらいの豪華さだった。後で分かったが、サン・ロレンツォ聖堂の一部というところからして、教会そのものだった。

君主の礼拝堂。外から見える大きなドームの中はびっくりするぐらい広くて、天井画の青の鮮やかさが目にしみた。なんとなくミケランジェロ風だが、ミケランジェロはこの礼拝堂の完成を待たずにフィレンツェを離れたらしいので、弟子たちの作品だろうか。












続いて、新聖具室。ここはミケランジェロの設計で、同じくミケランジェロが彫った「夜」と「昼」がある。

同じくミケランジェロ作の「夕暮」と「曙」。

これもミケランジェロ作「聖母子像」。フィレンツェ、ローマを旅すると、ミケランジェロ本人が本当にこんなにたくさんの作品を作ったのだろうか?と疑問に思うぐらい、どこに行ってもミケランジェロだらけだった。

こんな不思議な彫刻もあった。一体これは何?
首のない胴体から芋虫のようなものが顔を出している。