2020/07/14

 RAC742 - ANA1768 - ANA1862 (OGN > ISG > OKA > HIJ)

朝一番の便で与那国から石垣に。与那国でのチェックイン時に、「石垣からの乗り継ぎはありますか?」と聞かれたので「ありますけど、ANAなので」と答えると「登場手続ききはご自身でやっていただく必要がありますが、お荷物は乗り継ぎでお預かりできます」と。知らなかった、JAL〜ANA荷物の引継ぎできたんだ。
いつものボンバルディアに乗って出発。出発前には小さな虹が見えた。



石垣で1時間半待って乗り継いで、那覇での乗り継ぎは3時間半。弁当買ってANAラウンジでビールを飲んで、だらだらすごした。ラウンジが広くなってよかった。人も少なかったし。


広島空港についたのは17:30頃。与那国で預けたキャリーバックは、もちろん出て来た。
今年の与那国旅行も無事終了。行きは飛行機乗り継いでばかりも楽しみがあるけど、帰りの飛行機3つ乗り継ぎはちょっときつかったなぁ。
あとは、この旅の途中でコロナをもらってないこと、感染させてないことを祈るのみ。
(8/2追記)旅行から帰って来て2週間と5日経って自覚症状なし。コロナの心配はこれで終了。

最後の朝ごはん

毎年、最後の日の朝ごはん前に訪れる東崎。登る朝日を眺めて、西を振り返ると大きな雲。租納の町に帰ってくると、この雲がスコールを降らせていた。



最後の朝ごはんは何か豪華版だった。しかも、納豆が豆腐に変わっていた(笑



2020/07/13

ナンタ浜の夕陽

ご飯の後は、最後の夕陽を見にナンタ浜に。
今年の与那国旅行も楽しかったなぁと思いながら、これまでの中で一番きれいだったかもしれない夕陽をひとりで眺める。


晩ご飯(炭水化物祭り)

最後の日の晩ご飯はふたり。もうひとりは、昨日から泊まっているけど、ほとんど話ができていなかったヒムロさん。
もう、夕陽も星空も見に行かないからビール頂戴とお願いすると、女将さんから「ごめんなさい、ビアサーバ空っぽなの」との返事。コロナで客が少ないので、サーバもそうそういっぱいにできないのだと。ヒムロさんの分と合わせて、崎原商店にオリオンビールを買いに行く。


本日も、別のテーブルに同じ方向を向いての夕食。おかずをつまみながら、ビールを飲みながら、氷室さんと直接顔を見合わせないでの会話。ヒムロさんが前のテーブルに座っているので、私はヒムロさんの後頭部を見ながら話しかけ、ヒムロさんは後ろの私に前を向いて語る。
ビールの酔いが回って来たころ、席の不自然さを超えて、いつものユンタクがやっと戻って来た感じに。よかった。

人面岩

イランダ展望台からあてもなく、東に向かってバイクを走らせていると、人面岩の観光案内板が見えた。ここ最近、与那国の観光スポットにはこんなこぎれいな案内板が立つようになった。
昔は、こんなものなかったよなぁと思ったところで、何となく「人面岩に行かなきゃ!」と決めてしまう。この酷暑の中、行くんじゃなかったと反省するのは、半分くらい歩いた後のこと(笑


途中、脇道に逸れた展望台から見える立神岩。たぶん、ここが立神岩展望台と言われる所。


この先は、熱中症になったらヤバイなぁと思うぐらい暑さの中をだだひたすら歩く。
やっと到着した人面岩。頭の上に昇らせてもらって、ペットボトル1本一気に飲んだ。疲れていたので「いいことありますように」と汎用性の高いお願いをしておいた。


人面岩の頭の上からの景色。ここが「人面岩展望台」ではないはず。でも、見晴らしはいい。


遊歩道から人面岩に入るところにも看板。ビーサンはこの看板ができる前に、誰かが作ってくれた入り口のサイン。草に埋もれていたので、立ててあげた。
遊歩道の草もきれいに刈られていて、看板も至る所に立っているので、安心して歩くことができるようになっている。初めて来た時には、どこにあるのか不安に思いながら歩いて、結局通り過ぎてたどり着けなかったんだけど、そんな経験をする人はもういないんだろうな。




イランダ展望台で読書・お昼ご飯・お昼寝

崎原商店でガパオライスのお弁当を買って、イランダ林道の展望台で読書と洒落込むことに決定。
10時過ぎに到着すると誰もおらず。わざわざ与那国まで持って行った、マルクス・ガブリエルの「欲望の時代を哲学する」を読んだ。でも、1時間も読んだら眠くなってきたので、少し早めのお弁当を食べてお昼寝に変更!
日差しは強烈だけど、東屋の中は気持ち良い風が吹いていて、お昼寝スポットとしてもなかなかのポイント。





昼寝してたら、おっさんがひとり、お姉ちゃんがひとり、いずれも原チャリでやって来たが、ちょこっといただけで、すぐにいなくなった。
邪魔してごめんなさい。

台湾にかかる雲

見たいものは昨日しっかり見たので、本日はあてもなく過ごすことに決定。
あてがないと必ず行ってしまうのが西崎。「もしかしたら台湾見えるかなぁ?」と。
この日の台湾にかかる雲は絶品。台湾の山脈を隠すために作ったような、横に帯を引いた雲が出迎えてくれた。ここまで来ると、逆に清々しい(涙


西崎の展望台に書かれたような台湾を見ることができるのはいつのことか...


朝ごはん

東崎から帰ってくると朝ごはん。
今日も納豆食べます。

東崎の朝日

夕陽がイマイチだったので、東崎の朝日を見るために早朝に出発。
東崎に着いたのは5:30頃。東の空が星空から少しずつ明るくなる景色がとても美しかった。







2020/07/12

星空

夕陽を見ておもろに帰ってシャワーを浴びてさっぱりした後、与那国の美しい星空をしっかり見るために、人灯りのないところまでバイクを走らせることにした。
目指したのはサンニヌ台。明るい時には、何も考えなくても行けるところなんだけど、夜中に街灯のない細い道をバイクの灯りだけで走るのはマジ怖かった。


サンニヌ台の駐車場に着くと、周りに灯りはゼロ。スマホのライトを付けないと、真っ暗で何も見えず。
写真はiPhoneの星空撮影アプリで撮った写真を補正したもの。このモヤは雲なのか星なのかがよく分からないところが辛いけど、とにかく星の数が半端じゃなかった。
帰り道も怖くて、周回道路を比川を回って帰ったけど、やっぱりドキドキした(苦笑




西崎の夕陽

どこで夕陽を見るか?ダンヌ浜か、夕陽の見える公園か、西崎か?と考えているうちに、西崎まで来てしまったので、ここで夕陽を見ることに。
到着した19時少し前は、日の入りまで1時間前くらい。灯台の下で、ボーッと海を眺めて日没を待つ。暑い!



19時過ぎにひとり旅のお兄ちゃん、それから15分ほどして同じく一人旅のおっさんがやって来て、合計3人の男どもで日本最後の夕陽をただひたすら待つ。
何度も与那国に来ているというお兄ちゃん(岡山出身で、沖縄本島在住)と二人で、「ここではきれいな夕陽はあまり見えないですよね」と、もう一人のおっさんに教えているうちに日が沈み始めた。
3人の感想は「うーん、イマイチ」最後に来たおっさんが、一昨日波照間で撮ったという写真を見せてくれて「こっちの方が綺麗ですね」と言うので、他の二人も同意見。
まあ、それでも例年よりは綺麗だったなぁと思いながら、バイクを走らせていると、久部良漁港で振り返った空が西崎から見た夕陽よりも綺麗だった。




晩ご飯

この日の宿泊は3名。食堂にある3つのテーブルに分かれ、同じ向きを向いて食するコロナフォーメーション。寂しいけど、しょうがないか。
沖縄らしい料理をということで、テビチの煮たやつと何か忘れた魚の刺身とすまし汁。安定の美味しい晩ご飯でした。
この後、夕陽と星空を見に行くつもりなので、ビールはなし。


与那国の風景

台湾方面を除いて、雲ひとつない青空が広がる最高の天気(苦笑
午後は、与那国の美しい景色を心に刻む時間に決定。最初に向かったのは、海の色の美しい軍艦岩。太陽を背にして見ることのできる正午過ぎてからの海の色は絶品。



続いては東崎。ここも太陽を背にする午後の色は格別。真っ青な空と渡難ブルーの海をバックに東崎の草原の緑がとても優しい。
8月になるとこの緑の草原が、暑さに負けて茶色になってしまうので、7月上旬の晴れが最高の組み合わせ。


租納港の普通の景色。ボートが留められているだけだけど、波のない水面でボートが浮いているような透明度。


もっとも与那国らしい景色の続く、南道路から立神岩、東崎にかけての島の南側の道路と海の景色。美しい渡難ブルーの海が水平線の彼方まで続いている。初めてこの景色を見たときは、あまりの美しさに涙が出た。








最後は、東崎から租納に帰る道。まだまだ高い太陽が、西の海をキラキラ光らせる景色も与那国で好きな景色のひとつ。
こんな時も必ず「台湾見えんかなぁ?」と思ってしまう(笑


わかなそば

海んちゅ食堂に電話したら、コロナの影響で7月中は昼営業をやっていないと言われたので、お昼ご飯は比川のわかなそばに決定。
ここも毎年来ているけど、安定の美味しさ。そばの並を頂いて、満足、満腹。


与那国島一巡り

朝ごはんの後、与那国ホンダで原チャリを借りる。
今年も帰って来たよと、与那国島一巡りに出発。

おもろの前から東に走って、与那国小学校の横、オネマヒナの前を通り過ぎ、与那国の内陸部を東に進むと左手に風力発電の風車が見えてくる。
テキサスゲートを超えて、東崎展望台の駐車場まで来ると、真夏の太陽に海がキラキラ光って、真っ白い雲がニョキニョキ立ち上がる、エネルギーいっぱいの景色が広がっている。ずっと沖には西表島が見えた。




東崎はこのエネルギー感が最高なんだよなぁと、自己満足したところで、島を時計回りに進むことに。
立神岩展望台に寄り、立神岩にご挨拶して、南道路を通って西崎へ。
すばらしくいい天気なんだけれども、例年通り台湾方面には雲の幕が引かれていた。




西崎には、一昨年の天皇皇后両陛下ご訪問の記念碑と、昨年の「3万年前の航海再現プロジェクト」の記念碑が建てられていた。
航海再現プロジェクトは、昨年の旅行で与那国最終日に台湾から出港して、島を出た次の日に与那国に到着したんだった。




「今年も台湾は見えないんだろうなぁ」と半ば諦めつつ、久部良漁港を通って、久部良バリ方面へ。この辺りに久部良フリシという地形があるはずなんだけど、ビーサンじゃ危ないと言われたので、なんとなく不思議な岩を写真に撮ったところで元の道に引き返す。



久部良バリの駐車場近く、製塩所跡(?)のそばに不思議なパラボラアンテナがあり、クルクル回っていたのが近づいたら動かなくなった。自衛隊の駐屯地ができてから、色んなアンテナや鉄塔が立っているから、これもその内のひとつなんだろうか?


ここまでで島を約3/4週したので、このまま1周してしまうことに。
ダンヌ浜に着いたのが10時過ぎ。日焼け止めの塗り方が足りなかった首筋がヒリヒリ始めたので、Tシャツ脱いで塗り直す。



暑さを避ける目的もあって、Tシャツ買いにオネマヒナに寄ったら「11:30まで外出してます」の張り紙が。時間つぶしに、近くの六畳ビーチに立ち寄る。相変わらずの美しさ。
今年はビーサンしかないので、浜まで降りることは諦め、崖の上からボーッと海を眺めて過ごした。



12時前にオネマヒナに行くと、今年も砂月さんは不在。「相性悪いなぁ、2回に1回だなぁ」と思いつつ、与那国観光協会の会長であるダンナさんと一年ぶりの再開を祝い、最近与那国中継のあったヒルナンデス(ダンナさんも出演、カメラも担当)やDr.コトーの再放送の話とか、コロナで観光客が激減してしかも今年から会長なんで大変なんですよ、などなど話をして帰った。
この日の晩、おもろの女将さんと島のことを話しているとき「オネマヒナの龍門さんが観光協会の会長になって、島が少しでも良い方に変わってくれたらと期待している」と言っていたのが、何かとても印象に残った。