2020/07/12

与那国島一巡り

朝ごはんの後、与那国ホンダで原チャリを借りる。
今年も帰って来たよと、与那国島一巡りに出発。

おもろの前から東に走って、与那国小学校の横、オネマヒナの前を通り過ぎ、与那国の内陸部を東に進むと左手に風力発電の風車が見えてくる。
テキサスゲートを超えて、東崎展望台の駐車場まで来ると、真夏の太陽に海がキラキラ光って、真っ白い雲がニョキニョキ立ち上がる、エネルギーいっぱいの景色が広がっている。ずっと沖には西表島が見えた。




東崎はこのエネルギー感が最高なんだよなぁと、自己満足したところで、島を時計回りに進むことに。
立神岩展望台に寄り、立神岩にご挨拶して、南道路を通って西崎へ。
すばらしくいい天気なんだけれども、例年通り台湾方面には雲の幕が引かれていた。




西崎には、一昨年の天皇皇后両陛下ご訪問の記念碑と、昨年の「3万年前の航海再現プロジェクト」の記念碑が建てられていた。
航海再現プロジェクトは、昨年の旅行で与那国最終日に台湾から出港して、島を出た次の日に与那国に到着したんだった。




「今年も台湾は見えないんだろうなぁ」と半ば諦めつつ、久部良漁港を通って、久部良バリ方面へ。この辺りに久部良フリシという地形があるはずなんだけど、ビーサンじゃ危ないと言われたので、なんとなく不思議な岩を写真に撮ったところで元の道に引き返す。



久部良バリの駐車場近く、製塩所跡(?)のそばに不思議なパラボラアンテナがあり、クルクル回っていたのが近づいたら動かなくなった。自衛隊の駐屯地ができてから、色んなアンテナや鉄塔が立っているから、これもその内のひとつなんだろうか?


ここまでで島を約3/4週したので、このまま1周してしまうことに。
ダンヌ浜に着いたのが10時過ぎ。日焼け止めの塗り方が足りなかった首筋がヒリヒリ始めたので、Tシャツ脱いで塗り直す。



暑さを避ける目的もあって、Tシャツ買いにオネマヒナに寄ったら「11:30まで外出してます」の張り紙が。時間つぶしに、近くの六畳ビーチに立ち寄る。相変わらずの美しさ。
今年はビーサンしかないので、浜まで降りることは諦め、崖の上からボーッと海を眺めて過ごした。



12時前にオネマヒナに行くと、今年も砂月さんは不在。「相性悪いなぁ、2回に1回だなぁ」と思いつつ、与那国観光協会の会長であるダンナさんと一年ぶりの再開を祝い、最近与那国中継のあったヒルナンデス(ダンナさんも出演、カメラも担当)やDr.コトーの再放送の話とか、コロナで観光客が激減してしかも今年から会長なんで大変なんですよ、などなど話をして帰った。
この日の晩、おもろの女将さんと島のことを話しているとき「オネマヒナの龍門さんが観光協会の会長になって、島が少しでも良い方に変わってくれたらと期待している」と言っていたのが、何かとても印象に残った。