「もうイギリス食は食べたくない」という娘の希望で、今日からの晩ご飯は日本食に決定。Wさんに教えてもらったコヴェント・ガーデン近くの「太郎」にやって来た。
メニューの日本語、醤油差しに一安心。でも、日本人の客はいない模様。
注文したのは、鳥の照り焼き丼弁当と鮭の照り焼き丼弁当。飲み物はキリン一番搾りと日本茶。日本茶をお金を払って飲むというのは初体験。
店員は日本人ではないので、注文は英語だけど、メニューは日本語で楽チンだった。
最初にやって来たのは味噌汁。第一印象は「えっ、レンゲで飲むの?!」。ひと口飲んで更にびっくり「出汁がないの?!」出汁の味がまるでない味噌をお湯で薄めただけの味に驚愕。見た目は日本の味噌汁と同じだけど、生まれて初めての食べ物だった!
お弁当に盛り付けられているのは、刺身、寿司、もやしに枝豆と照り焼き丼。刺身は鮭とマグロの赤身で、東京の安居酒屋と同レベルで一安心。でも刺身の裏には沢庵が...
更にメインの照り焼き丼も、一旦塩胡椒で唐揚げにして照り焼きのたれがかけてある。ご飯と照り焼きの間には、玉ねぎとピーマンの炒め物が入っており、これも新鮮な組み合わせ。丼とは言えない食べ物だったが、玉ねぎとピーマンの炒め物は意外と美味しかった。
以上で32.6ポンド、約6千円とはやはり高いが、得体の知れないイギリス飯を食べるリスクを回避するためならしょうがないかと諦める。