2017/05/04

ISG〜OKA〜HIJ / ANA3746, ANA1862

離島桟橋からバスターミナルに移動し、東バスで新石垣空港に。空港ではチェックイン待ちの行列ができており、預け入れ荷物の検査とチェックインに30分ほどかかる。
チェックインを済ませて、最後のお昼ご飯は、八重山そば定食。値段の割にとにかく量が多かった。


石垣〜那覇はソラシドエアー。始めて乗ったが、CAのお姉さんがいまいちか...


那覇のANAラウンジで少し休んで、広島便に乗り継ぎ。九州を超えて豊後水道に出た辺りで飛行機の外の雲に自分の飛行機の影が!ポルスターガイスト現象じゃなくってブロッケン現象。




石垣離島桟橋

最終日は移動のみ。飛行機の便まで時間があるので、なんとなく離島桟橋に足を延ばす。
離島桟橋手前の交差点は730交差点。記念碑をパチリ。


離島ターミナルでぼーっとしてたら、記念写真を撮る人が見えた。そういえば、具志堅用高の記念碑は写真撮ってないなぁ、ということで1枚。


コーヒーでも飲もうと、昔の離島桟橋方面に足を延ばすと「フェリーよなくに」が。いつかは、あれに乗って与那国に行ってみたいなぁ。
近くにあったBLUE CAFE ISHIGAKIJIMAに入ってコーヒーを飲みながら今年の旅行を振り返る。楽しい旅だったけど、もう一日延ばせばよかったかなぁと反省。テラス席は外人率が高かった。



2017/05/03

晩ご飯 一仙

去年は入れなかった南風に予約の電話をしたが、既に予約で一杯。21時頃に来店し、空いていれば入れるとのことだった。シーカヤックの後、20時半過ぎに南風を訪れたが空きがなく、諦めて別の店を探すことに。結局、南風の南隣の一仙という店に入る。


注文したのは、オリオンビール、刺身盛り合わせと魚の天ぷら。(刺身は2切れ食べてから、天ぷらは1切れ食べてから撮った写真)
締めに石垣牛のにぎりを注文したが、シャリ切れでできないとのこと。まあ、刺身も天ぷらも美味しかったし、まずまず安かったので良しとしよう。シャリ不足はファミマのおむすびで代用。安くついた。




夕暮れカヤックツアー

今年の八重山旅行唯一のイベント、ちゅらねしあの夕暮れカヤックツアーの迎えをホテルの前で待つ。カヤックを積んだ車が手前の路地に入っていったので、追いかけたけど間に合わず。反対側から車が出て来るのを待っていると、運転席に八幡さんが見えた。
車に駆け寄ってご挨拶すると、今日のツアーは八幡さんとの二人だけらしい。「夕日を見るだけだから、のんびり行きましょう」と八幡さんが笑う。いつかの八幡さんと二人だけの石垣北部のデイツアーがきつくて、昨年は楽チンな仲間川ツアーを選んだことが伝わっている模様(笑)

車を5分ほど走らせて、石垣港の東の漁港に到着。カヤックを車から降ろして「漕げますよね?」の質問。「パドルの持ち方だけ教えてもらったら大丈夫です」と答えて、パドルを握ってみせる。「それでいいですよ」ということで、ツアー開始。
漕ぎ出すと、右手にサザンゲートブリッジ。「行ってらっしゃ〜い!」という声が橋の方から聞こえたが、八幡さんにも誰か分からないらしい。
おっかなびっくりで漕ぎ始めた1年ぶりのカヤックは、風がなく波も穏やかで、スイスイ進む。「意外といけるじゃん!」


夕日ポイントまでは八幡さんと話しながら並走。
今日のツアー客がひとりきりだったので「ちゅらねしあはお客さん多いんですか?」と聞くと、あまりはやってないらしい。ショップ立て直しのために神奈川から石垣に戻って来ることになったとか。ただ、賃貸住宅が慢性的に不足しており、家族の引越しが遅れているとのこと。石垣の観光客が増え、それに対応するサービスの人が増えてアパート不足、その上、尖閣の問題で海上保安庁も増員になって、職員の家族も含めた住居が足りていないのだとか。
ちゅらねしあを簡単で楽しいだけのレジャーを提供する店ではなく「身の丈+10cmの体験」を提供するショップにしたいという思い、八幡さんを慕ってくる若者のためにガイドを職業として年収も含めてしっかりしたものにしなければならないというオーナーとしての責任、いろいろ聞かせてもらいました。
石垣や西表のレジャー産業が自然の保護よりも利益優先になってきているという危惧も。

写真を撮ろうと漕ぐのを止めると八幡さんはスイスイ先に進んでしまう。写真は夕日に向かって漕ぐ八幡さん。


漕ぎ出して30分余りで防波堤の端っこの夕日ポイントに到着。遠くに竹富島が見える。
波に揺られながら夕日が沈むのをぼーっと眺める。まさに「黄昏」、世界が金色に変わって行く。



次の2枚は八幡さんに撮ってもらった写真。カッコよ過ぎ!



防波堤の端っこから夕日を見ているつもりだったが、ゆっくりと防波堤の外に流されていたらしい。楽しい時間の後は防波堤の外をぐるっと回って、ひたすら漕いで帰る。その内、夕焼け空も暗くなり、薄暗い海面を見ながらただただ漕いで、20時前に漁港に到着。


夕暮れカヤックツアーの経路はこんな感じ。合計7kmと少し。久しぶりに漕いで、また漕ぎたくなったかも。宮島の鳥居をくぐるツアーに行ってみるかなぁ。


竹富島

夕方のカヤックツアーまで時間があるので、荷物を預けて竹富島に。竹富島では乗ったことのない初の水牛車。まあ、次はもうないかな。



なごみの塔は登頂禁止になっており、代わりに有料展望台ができていた。



お腹が空いたので、よさげな店を探してカフェ テードゥンしだめー館に入る。お店はいっぱいだったので受付に名前を書いて待つこと5分、大阪から来た若いカップルのテーブルに相席させてもらうことに。
席について、名物と思われる竹富そばとオリオンビールを頼む。二人に「他の島にも行かれましたか?」と聞かれて、朝、与那国から移動して来たことを話して、与那国談義に。与那国の夕日の写真を見せると、「きれいな夕日ですね。」と喜んでくれた女の子、可愛いかった。その後、島ですれ違っても頭を下げてくれるいい子だったなぁ。


OGN〜ISG / RAC742

一緒の便で石垣に帰る虫取りのおじさんと二人、女将さんに与那国空港にまで送ってもらう。自動的に「また来ます。多分来年」と言ってしまう(笑)
虫取りのおじさんに「与那国空港の金属検査ではベルトのバックルがかかりますよ」と言われたが、そのまま検査ゲートをくぐって「ピンポーン」。ベルトを外す僕を見て「ほら」とおじさんが喜ぶ。さあ、あれに乗って帰ろう。



与那国を離れ、西表島を超え、竹富島を超えて石垣空港へ。




石垣空港から石垣離島桟橋までは虫取りのおじさんと一緒。離島桟橋で、お礼を言ってお別れ。また、会えるといいなぁ。

最終日 朝の散歩と朝ご飯

与那国最後の日の朝、天気は持ち直してきた模様。夕方には石垣で夕暮れカヤックツアーがあるので、是非とも晴れてもらわないと!
散歩に出ると、昨日よりも大きな太陽が祖納の街の上に見えた。振り返れば、ティンダハナタも朝日に赤く染まっている。「ああ、また与那国とお別れ。」とちょっとおセンチ。



早朝の祖納の街。沖縄らしくない普通の街並みが魅力。


おもろ最後の朝ごはん。納豆はお返しして1品少ない。


いよいよ空港に出発する時間、みんなで写真を撮ろうということに。
左の女性(と写真を写している旦那さん)も何年か前におもろで一緒だった人。今年最大の収穫は虫取りのおじさん。定年後はあんな風になりたい。


2017/05/02

晩ご飯、石垣最終便

おもろ最終日の晩ご飯は、カツオのお刺身とカジキのフライ。カジキのフライは骨つきチキンと同じような食感で美味しかった。今日も夕日はダンヌ浜に行くことにして、遠慮せずにビールを飲む!


昨日はギリギリだったので、19時少し前におもろを出発。予定通り厚い雲の中で夕日は見えず。夫婦の二人もやって来て、合計5人できれにならない夕日を眺める。その時、色の変わり始めた空に与那国〜石垣最終便が飛んで来た。ちょうど真上を通る時に写した写真には飛行機と月が一緒。「ああ、南回帰線に近いと、月も真上に見えるんだ。」という気づきがとても嬉しくて、みんなに語るが、あまり印象的ではなかった模様。ひとり自己満足。



おもろに帰って、ゆんたく。虫取りのおじさんも加わってとりとめもない話が続く。
おじさんに「定年後、することがなかったら本当に辛いですよ」と言われ、定年後は南の島の砂集めを趣味にすることに決定!これで数年は島に旅行に来られるらしい。
今年もステキな旅人たちと楽しい時を過ごすことができてよかった!


与那国めぐり / One mahina、雑貨さくら、四畳半ビーチ

お昼ご飯まで一緒だった勝■さんが昼の便で石垣にお帰りになるのをお見送り。それでも雨が上がらないので、One mahinaと雑貨サクラに歩いて行くことにする。
One mahinaの生垣に雨つゆに濡れたきれいなアカバナーが咲いていた。One mahinaに入るとさつきさんの姿は見えず。「あ〜ぁ、折角来たのに会えなかったか...」と思いつつ、ダンナと世間話をしてTシャツを買って帰る。


続いて雑貨サクラに。お店はお客さんでいっぱい。
一昨年、ビーチグラスの付いたクリップをお土産にしたらみんな大喜びだったことを話して、与那国の動物クリップを買った。「すみません、安いものしか買えなくて。でも、元気でお店を続けてください。」と心の声。

おもろまで帰って来たら、どうやら雨も上がったので、最後の島一周に出発。
今度は島を時計周りに回ることにして、小学校の横を抜けてOne mahinaの前を通り過ぎるところで、車から降りて来たさつきさんにばったり遭遇!
バイクに乗ったままで5分ほど立ち話。「また来ますよ、多分来年!」とお別れを言って出発。東崎から軍艦岩、立神岩、北牧場を通って西崎へ。




西崎に着くと、最西端の碑の前でスマホをスタンドで立て、ポーズを決めて自撮りする女の子が。「写真撮ってあげましょうか」という前に撮影終了したのでチャンスを逃す。いつもなのことながら、「やっぱり台湾は見えないなぁ。」しばらく西方を眺めてから、バイクに乗る。


久部良にある最西端の郵便局に寄って、お金を引き出す思い出作り(記帳しても郵便局の記号しか出ないのだけど)。郵便局の中に最西端のスタンプがあったので押して帰る。立神岩のスタンプはちょっとヤバくないか?


西崎からダンヌ浜に向かう途中、モスラの卵の辺りで、さっき西崎で見かけた女の子とすれ違う。なんと、歩いて島を回っているの!

ダンヌ浜に着くと、曇り空がすっかり晴れて暑い暑い。雨で日焼け止めを塗らずに出たので腕がヒリヒリし始めており、あわてて日焼け止めを塗る。この浜で日に焼かれながら、ぼーっとしていると、後ろに人の気配が。振り返るとさっきの女の子が写真を撮ろうとしている。スマホを立てるのがうまくいかないようだったので「お撮りしましょうか?」と言うと「いえ、大丈夫です。」と即答。残念!
その女の子、何箇所かでポーズを決めて写真を撮っていたけど、いったい何者だろう?


女の子より先にダンヌ浜から出発し、最後は浦野墓地を通って四畳半ビーチに到着。浜の奥には漂流ゴミが溜まっているだが、砂浜は相変わらずきれい。浜に入ると先客がいるようで、足跡が着いている。浜の奥に進むと女の子がひとりで本を読んでおり「こんにちは。」とご挨拶。おっさんがいては雰囲気台無しだろうからと、直ぐに退散しておもろに帰る。


結局、2日間のバイクレンタルで合計走行距離は110km。よく走ったものだ!
翌日まで両腿の筋肉が痛かったのは、バイクを走らせ過ぎに違いない。

昼ご飯 / タコライス

いつまで待っても雨は止まないので、車で久部良の海人食堂を目指すことに。しかし、着いたら「本日臨時休業」...
昨日と同じく、祖納でお店を探すために、一旦おもろに戻る。
おもろに帰ってくると、昨年おもろで一緒になった人が!「おっ!」と言うとすかさず名前を呼ばれる。「えっ!名前覚えているの?俺覚えてない!」昨年書いたブログを読み返して名前を探す... あっ、玉■さん!

お昼はできてまだ新しい近所の喫茶(名前忘れた)でタコライス。味噌汁をスプーンで飲むのはいただけないが、タコライスは美味しかった。


DiDi与那国交流館

朝ご飯を食べてしばらくすると、遂に雨が降り始めた。予定通り、DiDi与那国交流館に行くことに。「当然歩きでしょう!」とおっさん2人とやや若者の合計3人でおもろを出発するが、10m歩いたところで車に変更。本降りで歩いてられない。
車は5分でDiDiに到着。入ると最初の客だった。すぐに若いお兄ちゃんがやって来て、与那国の気候について説明してくれる。「よく与那国の一番いい季節はいつですか?と聞かれるんですが、これ見て決めてもらうんですよ。」って。


よく言うと、展示は極めてシンプル、素直に言うと少な過ぎる。直ぐに見尽くしてしまうが、外は大雨で出る気にならない。バケツをひっくり返したような土砂降り。



ここで、さっきのお兄ちゃんが再登場。「せっかく来てもらったので、クバの葉で何か作って差し上げます。」って大サービス。あれよあれよと言うまに、器を3つと生き物3つを作ってくれた。おっさん3人でじゃんけんぽんで分けました。



お土産をもらってそのまま帰るのもまずいだろうということで、長命草のお茶を注文。なぜか、クバの葉の香りがする気がした。
そうしている内に客がどんどん増えて来る。数少ない観光客たち、大雨で行くところがないみたい。