ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂の屋上には、サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会の庭から回らなければならない。そのアラチェリ教会に行くにはこの急な階段を登らなければならない。冬に氷が張ることはないのかもしれないが、凍ったら絶対に登り降りできない急勾配の階段。
上から見るともっと急に見える。
ローマではどの教会に入ってもその大きさ、荘厳さに驚くが、ここも例に漏れず。アーチの下の円柱はローマ時代のもの、床は8世紀の終わりのもので天井は16世紀の終わりの製作だとか。どこの教会もひんやりとして静か。
どなたのお墓か存じ上げないが、何百年もの間、人に踏まれ続けて顔がツルツルというのは、如何なものなのか。