最初は「コンスタンティヌスの間」の「ミルティウス橋の戦い」、「コンスタンティヌスの寄進状」、「コンスタンティヌスの洗礼」。ここの絵はラファエッロ自身の作品でないので、人気はイマイチとか。
続いて「ヘリオドロスの間」。この部屋の絵画は次にある署名の間よりも後に描かれたそうで、より躍動的な感じを受ける。最初は「大教皇レオとアッティラの会談」。
「ボルセーナのミサ」と「聖ペテロの放免」。「聖ペテロの放免」は最初、薄明かりの中に本物の人形が入っているのかと思った。
「ヘリオドロス神殿からの追放」。下側にはこのフレスコ画を支える彫刻が見えるが、これらも全てフレスコ画。実物でも本物に見えるぐらいなので、写真だと本物にしか見えない。
3室目はラファエッロの間の中で一番有名な「署名の間」。その中でも一番有名な「アテネの学堂」。ラファエッロの代表作で、ダ・ヴィンチ(中央左で天を指すプラトン)、 ミケランジェロ(ひとり離れたヘラクレイトス)等、当時の芸術家の肖像が描かれている。
「聖体の議論」「枢要徳」「パルナッソス山」。
天井も相変わらずすばらしい。
ラファエッロの間、最後は「火災の間」。「レオ3世のカール大帝への授冠」と修復工事中の「ボルゴの火災」。