昨日書かれたチョーク画が、朝の清掃車で洗われている。この路上アートを描いたのは斎藤智輝という日本人だということを、日本に帰ってから見たTVで知った。フィレンツェ市公認のマドンナーロ(路上に聖母を描く市公認の仕事)8名の内のひとりということらしい。知っていれば、書いている姿の写真を撮ったのに。
そう言えば、すぐ横は何度も通ったのに、フィレンツェ名物のイノシシを見てなかった。
このイノシシの鼻をなでると、フィレンツェに戻って来ることができるらしい。
やはり、ここに来ないではいられない。さよならドゥオーモ。
ドゥオーモからサン・ロレンツォ教会に抜け、メディチ礼拝堂に回る。
路地の先は、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会。
フィレンツェは歴史がいっぱいで、清潔で、美しくて、明くて、安全で、正に観光のためにあるような街だった。