2〜30分程待って順番が回ってきた。
アリタリアの便名AZ784を書いたメモを見せて「ルフトハンザから便変更している。座席は隣り合わせで取って欲しい。」と伝えると、地上スタッフのおばさんがカチャカチャキーボードを叩いて調べてくれた。
「残念だけど、隣り合わせの席はないです。」と言った後で、キーボードをカチャカチャ。なんかまずそうな雰囲気だなぁと思っていると「あなたの荷物は2個ですか?」と質問が。
娘のスーツケースが1個、自分のが2個で合計3個あることが問題になった。
ああ、やっぱり引っかかったか。スターアライアンス・ゴールドで荷物は2個までOKだけど、チケット上は荷物は1個だからなぁ。
「ルフトハンザならスターアライアンス・ゴールドで2個まで大丈夫なのだから、ルフトハンザの都合で変更した便でも2個まで大丈夫のはずだ。」と言ったが「うちはアリタリア、スカイチームじゃないとダメです。」と予想通りの答えが返ってきた。
「いくらするの?」と聞いたら200ユーロと。「それは高すぎる!」と言うとおばさんも「確かに高すぎる。」と同意してくれる。そして、あちこちに電話したり、隣のカウンターの主任っぽい人に相談したり、キーボードをカチャカチャやって調べてくれた。この間、やりとりを含めて20分ぐらい。結局ダメだと言われたけど、ずらっと人が並んだところで長時間粘るのも限界、「ありがとう、200ユーロ払う。」と言うしかない状況。
このカウンターのおばさん、ボーディング・パスを渡すときに「搭乗が始まる少し前、カウンターにこの服、このスカーフをした人が来たら、座席を隣り合わせに変更して欲しいと言えば席を融通してくれるはず。」と教えてくれた。とってもいい人だった!