念願の最東端に到達。
これで残すは、最北端のみ。
3年前、波照間で最南端に立った後、最西端で泊まったのは、与那国の民宿おもろ。
夜、ゆんたくで盛り上がる中、旅行後やることになっていた浜松のプロジェクトについて不安な気持ちを漏らす。
おもろの女将さんが、「それは○○さんだから、○○さんが信頼される人だからこそ。だから頑張っておやりなさいよ。」と励まされた。
その後の1年弱、知っている人じゃないと分からないけど、まあ人並み以上に辛い日々を送ることに。
辛い日々の中で、希望のひとつは、プロジェクト終了後に与那国に行くこと。
プロジェクトを完了させた後に訪れた与那国は、前年にも増して楽しく、すてきな出会いも沢山。一生の思い出になった。
さて今年、浜松のプロジェクトのミニチュア版と傍観していたプロジェクトのプロマネを引き受けることに。
今度は、最東端、北方領土の見える岬で近未来に思いを馳せる。
前回のような漠然とした不安はほとんどない。ああ、あのプロジェクトをやった経験の賜物なんだろう。
何のために、誰のために、プロジェクトをやるか、それがないのは前回と同じ。
前回は、自分のためだと途中で覚悟した。今度はどうだろう?
前回は優秀なメンバーが支えてくれた、今回は?
そう言えば、根室で泊まった旅館照月の女将さんが、おもろの女将さんとダブって見えた。
お客が大好きなことが伝わってくる、とってもいい人だった。
幸運の印か、デジャヴュか...