2012/05/27

飛鳥・昼ごはん

飛鳥寺を出て、国立飛鳥資料館と高松塚古墳を回る間にお昼ごはんを食べるきっかけがなく、結局、飛鳥駅まで帰って来ることに。
駅前のうどん屋さんで、遅い昼ごはん。とり玉ぶつかけうどん、お腹が空いてるのと合わせて、めっちゃ美味かった:-)

飛鳥・蘇我入鹿首塚

飛鳥寺の西門を出てすぐのところにあります。
クーデターで殺されたとはいえ、あまりに小さい。

飛鳥・飛鳥寺

日本最古のお寺、飛鳥寺。その昔は大伽藍を持つ、大きなお寺だったそうです。

ご本尊は、これまた日本最古の仏像、飛鳥大仏です。
飛鳥大仏の前で、飛鳥寺の生い立ちや歴史を聞かせてもらった後で、「どうぞ写真を撮ってください。」と。
この大仏様、左側かは厳しいお顔、右側からは優しいお顔に見えると言われています。
この写真は厳しいお顔の方です。

大仏の左側には聖徳太子様がいらっしゃいました。




飛鳥・酒船石遺跡

お腹空いたなぁ...と思いつつ、次の遺跡を目指します。
 写真はないけど、山を登ったところに「酒船石」と呼ばれる大きな石の表面に溝を彫った遺跡があります。(Wikipediaの写真)

ところがなんと、その石の上に家族連れのガキンチョたちが座ってお弁当を広げているではありませんか。
あまりにビックリしたので、写真も撮らずに石に彫られた溝の一部を眺めて撤収しました。
う〜ん、これが関西かるちゃあか...

次の写真はテレビでも見たことのある石。
資料によると「小判形石造物」と「亀形石造物」という、非常に事務的な名前が付いています。

下の亀形はともかく、上の小判形が和式トイレにしか見えない私は、現代の毒にやられているのでしょう。

飛鳥・石舞台

次は石舞台。観光客も多く、観光バスからゾロゾロと人が降りてきます。

この古墳は、6世紀後半にこの地で政権を握っていた蘇我馬子の墓と言われているそうです。
こうして写真にすると、巨大イモムシに見えてしょうがありません。

 この古墳、横穴から玄室に入ることができます。

幅3.4m、奥行き7.8m、高さ4.8mと、単身赴任のマンションには十分な大きさの部屋です。
天井を見上げるとこんな感じ。

中にはボランティアのおじさんがいて、古墳の話をしてくれました。
この古墳ができた後、墓の大きさに階級ごとの決まりができて、天皇の墓もこれほど大きなものは作られなくなった、とのことでした。

飛鳥・橘寺

続いて訪れたのは、聖徳太子がお生まれになったという由緒正しいお寺、別格佛頭山橘寺。
田んぼの向こうに見えてきました。

お寺の本堂では、お坊さん二人と檀家の方々がお経を読んでいらしゃったので、外からいろんなことをお願いしてきました。

このお寺にも「二面石」という、不思議な石がありました。








飛鳥・亀

気持ちよくチャリを漕いでいられたのもつかの間、強い日差しに汗がポタポタ。
与那国で買った日焼け止めを塗ってきててよかった。
続いて訪れたのは亀石。何故か、与那国の人面岩を思い出してしまった。

飛鳥・猿と鬼

大阪阿倍野橋を8:50に出発する近鉄南大阪線急行(吉野行)に乗って飛鳥に出発。
飛鳥には9:34に到着した。
駅前のレンタサイクル屋さんでママチャリを借り、もらった地図を頼りにテキトーに飛鳥散策を始める。

最初に訪れたのは、吉備姫王墓。猿石と呼ばれる4つの石像が宮内庁管理地の中に鎮座されている。
その中の一つ「山王權現」様のクールな横顔。

欽明天皇陵をちらっと覗いてから、田舎道をチャリで進む。
木々の青葉がとても鮮やかで、エネルギーを感じる。

鬼の雪隠と鬼の俎(まな板)
何に使った石なんでしょう?


高松塚壁画館のパンフレット




2012/05/02

そーみんチャンプル

石垣着から那覇便出発までに時間があるので、おもろの常連さんと離島桟橋近くの郷土料理磯でそーみんチャンプルとビールの昼ご飯。

年に4、5回与那国に行く与那国大好き、おもろ大好きな人に「与那国の何が好きなんですか?」と聞くと、「日本の西端だから。日本の西端まで行ったら、あれやらなきゃ、これしなきゃ、なんて思わなくていいでしょ。」とシンプルな答えが。

大阪出張でいつも行くというお好み焼きの店を教えてもらって、おもろでの再会を約束して分かれた。
ビール多く飲んだのに、タクシー代払ってもらったのに、割り勘の計算間違えた。
おもろで再会できたら、ビールおごりますから、その時までの借りで!

与那国空港

与那国空港の待合室で「なんかせつないなぁ」と思う。

今回の旅程が短かったせいか、昨日おもろのみんなと飲みに行けなかったせいか、何だろう?

与那国民族資料館のおじさんに空港売店で会った。2年前に、資料館で説明をしてもらったことを話すと、まだお会いしたことのない名物のお母さんが年を取って弱くなっていると話してくれた。
おじさんの書いた与那国の本とTシャツを買って検査場に向かう。

検査場に入る前に振り返ると、おもろのおかみさんが手を振っていた。
こちらからも、大きく手を振って笑顔で応えた。

阿檀の玄関前

出発前のひと時、阿檀のお兄ちゃんと四方山話。
今年のGWは天気に恵まれて最高だけど、民宿業は今の忙しい時が踏ん張り時。この後、ぱたっと客足が途絶えるから、今のうちに稼いでおかなきゃ。丸1ヶ月ボウズはつらいですからと。
与那国で唯一のリゾート(っぽい)ホテルのアイランドリゾートがホテルを閉める話になって、この島の観光客の少なさでは、ホテルの規模を維持できないということ。アイランドは建てた場所も悪かった。
町は、南牧場の方に誘致したかったけど、南牧場は自衛隊が狙ってる、とか。
間もなく、空港に向けて出発。

あと二時間

ご飯を食べた後、最後の与那国ドライブに出かける。
浦野墓地群を通って、四畳半ビーチに寄って、東崎まで。




灯台までは行けなかったけど、今回の旅行では通り過ぎることの多かった島の北東部を最後に見たくて、バイクを走らせた。
「今度は、真夏の熱い太陽の季節に来るから」って、島の何かにつぶやきながら。

祖納に帰って、ティンダハナタを下から眺め、与那国ホンダにバイクを返した。


おっちゃんが「また来てくださいね」って言うから「今度は、もっとゆっくりで来ますよ」と答えてしまう。

おもろに寄って、おかみさん、今日帰るみなさんと話しして、阿檀に帰って荷物作りに取り掛かる。
あ~ぁ、楽しかった73時間が終わっちゃうな。
いつもと違って、少しせつない。何でだろう...

阿檀の朝ごはん

与那国で食べるとは思ってなかった、サバ味噌煮込み定食:-p
でも、これはこれで美味しい。

与那国の中心

高台にある阿檀から街の中心部に降りて行く。
与那国診療所は、当然ながらDr.コトーの診療所よりも近代的。

隣には与那国町役場。

 帰り道で見つけたアカバナーの写真も。

この島のこと

今朝、阿檀のベランダから見たティンダハナタ。与那国を代表する景色のひとつを青空をバックに。

携帯のアンテナや電柱、人の暮らしのすぐ隣に、少しも気取らないとびっきりの自然が溢れている。
沖縄らしい赤瓦の家は意外と少なく、普通に鉄筋コンクリートの家が多いこの島。


何だか分からないけれど、今の暮らしの中で失われてしまった大切なものが残っている気がしてならない。
それは、先祖を、自然を、文化芸能を、人と人とのつながりを大切にする島の人だろうか?
それとも、この島が持つ昭和な雰囲気にノスタルジーを感じているだけなんだろうか?
いや、この島が好きだということに理屈を付けようとする努力がムダな気がする。

2012/05/01

阿檀

与那国最終日は阿檀。食事はおもろに負けないくらいおいしかった。


ご飯を食べ終わって、急いでおもろに行ったけど、おもろの食堂は空っぽ。
晩ご飯食べたら、おもろにおいでよって、みんな言ってたのに、今日はみんなで飲みに出たんだ...
トボトボ歩いて帰って来た。もう寝よかな。

最後の夕陽

ユキさんちでまったり後、最後の夕陽を見るために、またまたダンヌ浜に。
途中まではとってもいい夕陽になりそうな予感で一杯だったけど、水面近くなると昨日と同じく雲に隠れた。


いつの日か台湾に沈む夕陽を見てみたい。

ユキさんち

与那国で最後の夕陽を見るまで、またまたユキさんち。
他には客もなく、西崎のシルエットを見ながら、のんびりとした時間を過ごす。

one mahina

このお店の与那国らしいTシャツが好きで、今年のTシャツを買いに行ってきた。


店に入ると「以前にいらしたことあります?」と聞かれた。
2年前にも来たことを伝え、店の奥さんと世間話をしながら、自分用と家族の誰か用の2つを買って帰る。
嫁、二人の娘、好みが分からないけど、誰かひとりぐらいは気に入るだろう。

初対面の綺麗な人と喋るのはどうも苦手。
やたらと汗をかいたのは、与那国の暑さのせいじゃない...