出航まで時間があるので、漁協に行くと、今日の祭りに出すカジキの丸焼きの準備をしていた。向こうでは、大量の塩を卵白で練って塩釜の準備をしている。こちらには、丸焼きされるカジキが冷凍庫から出てきたところ。おじさんに聞くと、150kgのカジキということだった。
船は久部良高から西崎を回って、島の南を立神岩方面に進むが、波が高くて飛んだり跳ねたり。早くも酔いそうになっている子どももちらほら。
海底遺跡に到着し、船底の観測部屋にぞろぞろ降りていく。みんなこの時点は余裕。
波が荒くて揺れまくりの中、海底遺跡の案内があるが、さっぱり遺跡には見えない。これじゃあ、サンニヌ台の岩場と同じで自然の造形物にしか見えないなぁ。
そうこうしている内に船酔い者続出で、船底の人数は半分以下に(苦笑)
船酔い患者を大量に乗せて、船は久部良漁港に戻る。黒潮特有の群青色が印象的な海だった。