2013/01/27

函館本線・余市〜小樽

余市から小樽に向かう列車を待つ。
天気は良かったけど、吹雪いたら列車に乗るのも大変そう。

ジャンプ王国余市展示ホール

小樽に帰る列車が来るのを待つ間、余市駅の2階にあるジャンプ王国余市展示ホールに立ち寄る。

札幌オリンピックの日の丸飛行隊、笠谷幸生さんの手袋、スキー板が懐かしい。
札幌オリンピックの70m級決勝で、笠谷さんが金メダルを取るところは、小学校の授業を中断してみんなで観たなぁ。



ニッカ会館レストラン樽

ニッカ会館のレストランでお昼ご飯。
季節限定エゾシカ焼き肉定食、1300円を食す。
少し固め、少し油っ濃い焼き肉定食。

ニッカウヰスキー・試飲

最後はニッカ会館でウィスキーの水割りの作り方を教わって、試飲コーナーへ。
ウィスキーの水割りはタンブラーで21回まぜると美味しくなるとのこと。21回。
余市10年、竹鶴12年の水割りが試飲させてもらえる。


余市10年を飲みながら景色を眺めていると、ガイドのお姉さんが「今日のツアーはいかがでしたか?何か質問はありませんか?」と聞きに来てくれる。
タダでここまでやってくれるなんて、いい会社だなぁ。

ニッカウヰスキー・見学ツアー3

ウィスキー博物館。
この外にもウィスキー樽の作り方、ピート(泥炭)の実物、ウィスキーの試飲コーナー(有料)、創業者竹鶴政孝、リタ夫婦の資料などいろいろ。
天使の取り分がどれくらいあるかの説明が一番気に入った :-)



ニッカウヰスキー・見学ツアー2

麦芽を乾燥するキルン塔、発酵棟を見学した後で蒸留棟に入る。
余市工場は伝統的な石炭直火焚きとのこと。

ニッカウヰスキーの前身、大日本果汁株式会社のころの事務所。
ウィスキーは製造開始から販売までに年月がかかるので、会社創設当初はリンゴジュースを販売しており、「ニッカ」は「日本果汁」の「日果」から付けられたらしい。

白銀の道路を歩くと、創業者竹鶴政孝が妻リタと住んだ住居が。


ニッカの一号貯蔵庫。ここで最初のウィスキーが作られた。
倉庫の中は土の土間。余市の冷涼な気候がニッカのウィスキーを育む。


ニッカウヰスキー・見学ツアー1

ガイドのお姉さんにオリエンテーションを受けた後、白銀の工場に出発。

すばらしい天気。雪の白さに目が痛い。
除雪車が道路をキレイに除雪してくれていた。

ニッカウヰスキー余市蒸留所

ニッカウヰスキーは余市駅の正面、徒歩5分の所。
雪が積もった歩道を歩いていると、前方から若いお嬢さんがやってきて、すれ違う直前に転んでしまう。
フカフカの新雪に手をついただけで済んだけど、ちょっとカッコ悪かった。

正門の受付で、住所、氏名を書いて、ガイド付き見学コースを申し込む。


ガイドツアーの開始まで、待合室で時間をつぶす。
見学者は、2組の夫婦合わせて5名。

中島美嘉のサインを発見 :-)


函館本線・小樽〜余市

小樽9:44発、余市10:07着の函館本線にで余市に向かう。
列車は2両編成のディーゼル車ワンマンカーで、1時間〜1時間半に1本。
小樽の駅には電線が見えるが、この先の線路上には電線がない。

途中の景色。冬の日本海は波も荒そう。

 余市駅に到着。
小樽からSuicaで乗ったけど、この駅に電子改札はなく、駅員の小言を聞きながら窓口でキップを買うことに。

ホテルを出発

ホテルでパンとコーヒーの朝食をいただき、ホテルを出発。

小樽駅まで、キャリーバックを引いて歩くが、まるでソリのよう。
サラサラの新雪を歩くのは楽しかった :-)


2013/01/26

海鮮丼・澤崎水産

小樽出抜小路では、澤崎水産1号店に入り、特選海鮮丼を注文。
写真はないけど、カニの鉄砲汁も付いて、3000円。
水産会社のアンテナショップだから、採算は度外視してやってるんだ、という店長のおっちゃんの熱い説明を受けながら、本日2杯目の海鮮丼をいただく。

おっちゃの説明によると、
イクラは自家製のしょうゆ漬け、カニは朝茹で、ホタテはどこかの漁師と直接契約で、ウニは... 忘れた。
ただ、ホタテの活きの良さは生まれて初めてのレベル、とっても美味しかった。

小樽運河・その3(夜)

食事の前に、夜の小樽運河に立ち寄る。
昼間の吹雪がウソのような、おだやかな景色。

小樽出抜小路

夜、何を食べるか、ネットでいろいろ調べたけれど、この雪の中、夜道を遠くまで行くのは無理と判断し、ホテルから見える「小樽出抜小路」に決定。
やぐらの見えるゴチャゴチャっとした一帯に、いろんな店があるらしい。

小樽運河・その2(日暮れ)

ホテルに帰って、昼寝して起きたら雪も止んでいたので、再び小樽運河に。

観光客のほとんどいない運河に沿って東に歩き、倉庫街を回って帰って来ると、すっかり日も暮れた。


雪が止んで、風もないので、マイナス2、3度の寒さはさほど気にならず。
おっさん一人の寂しさが若干気になるところ...

小樽運河・その1(吹雪)

ホテルに荷物を置いて、身軽になって小樽運河に向かう。
ホテルから運河までは、徒歩2分ほど。吹雪の中を傘をさして歩く。

さすがにオフシーズン、観光客はまばら。何故か韓国人観光客比率が高い。
運河を東西に一往復するが、あまりの雪のひどさに速攻ホテルに戻ることに。


ホテル・ヴィブラント・オタル

ホテルのチェックイン時間は15:00だったけど、荷物だけ置かせてもらおうと、ホテルを訪れる。
14:00過ぎにも関わらず、チェックインさせてもらうことに。


ホテルは、大正時代に建てられた旧北海道拓殖銀行の建物を利用したもので、レトロで落ち着いた造り。



 階段のコーナーの飾りは地球儀


海鮮丼・すしざむらい

小樽に着いたのは12:50ごろ。
駅の外は雪が降り続いているが、歩けないほどではないので、宿泊先も近い小樽運河を目指して歩くことに。

駅前通りを北に進むが、降る雪に負けて商店街のアーケードに避難し西に進む。
アーケードの中にも雪が降り積もるのにビックリしながらアーケードの端っこに到達。
再び、北を目指して進むが、雪がじゃんじゃん降り出し、お腹も空いて来たので、食べ物屋を探すことに。

近くに「すしざむらい」という看板を発見したので、海鮮でも食べようとお店に入る。
10食限定とかの海鮮丼を注文。
味はまあまあいけてたけど、北海道らしさが若干不足気味か?
ただ、このサイズで1000円は安いと思う。

後で調べると、笑笑のモンテローザがやってるチェーン店でした。
まあ、食材は地元調達だと信じましょう :-p

小樽到着

小樽に向かう列車の中、予備知識のほとんどない小樽のことをガイドブックで学ぶ。
ホテルも何とかiPhoneで予約し、冬の日本海を眺めながら、小樽町にたどり着く。
(写真は撮ってないけど、本当に寒そうな海でした。)

降り立った小樽の駅は冬の北海道そのもの。寒そう!

最北端をあきらめて小樽へ

出張の先乗りで、日本のてっぺん、最北端への弾丸ツアーを計画。
稚内観光協会に問い合わせると、冬の千歳〜稚内便の就航率はたったの75%。
万全を期して、往路は稚内行の特急サロベツに乗ることにし、復路の飛行機だけを予約。

旅行前夜、日本海側に大寒波が襲来とのニュース。
出発の朝、関空でネットを調べると、宗谷本線は不通らしい。
天気が好転することを期待して、関空を飛び立ち、新千歳空港に降り立って、再チェック。
なんと、鉄道以外に札幌〜稚内の都市間バスも運行停止になっている。
諦めきれずに、11:19発旭川行きの快速エアポート113号で札幌に向かう。

札幌に向かう車中、最北端に行けないときにどこに行くかを考えるが、この雪の中、特に行きたいい所もなく、何となく小樽かなぁ...
と思いながら地図を見ていると、小樽の先には余市があるじゃん!
北の端がダメだったら、小樽と余市のニッカウヰスキー工場に行くことに決定。

札幌駅で掲示板を確認すると、宗谷本線は不通となっており、12:30発のサロベツ、17:48発のスーパー宗谷3号共に運休。
稚内訪問は完全に不可能となり、稚内の全日空ホテルにキャンセルの電話を入れ、12:14発のエアポート115号に乗り換えて、小樽に向かう。